自費の入れ歯と保険の入れ歯の違い
こんにちは!今回は自費の入れ歯と保険の入れ歯の違いについてです。
保険治療の入れ歯と保険外の自費治療の入れ歯。何が違うのでしょうか?
違いとしては大きく分けて主に2つあります。
一つ目の違いとしては、「もっと快適に噛みたい」というときに保険と自費の差が出てきます。
保険の入れ歯の義歯床(歯ぐきを覆う部分)には、主にアクリルレジンという歯科用プラスチックが使われています。プラスチックでは、割れるのを防ぐためにもどうしてもある程度の厚みが必要となります。厚みがある分お口の中で存在感があり、これが違和感の元となります。
自費の入れ歯では、義歯床の一部を金属にできます。金属にすると、アクリルレジン以上の強度や耐久性を維持しながら薄くできるので、お口の中のスペースと舌が動くスペースが広がり、使い心地が向上します。
二つ目は、見た目の違いです。
保険の入れ歯は、歯を表と裏から挟み込む金属のクラスプ(金具)が目立ってしまいます。
しかし自費の入れ歯では、歯の裏側につく片側だけのクラスプに変えたり、色が白く目立たないレジンのクラスプにすることができます。また磁石や特殊な金属で固定する、クラスプの代わりにレジンで覆って固定するなど、クラスプを使わない方式で固定することもできます。
このように自費の入れ歯と保険の入れ歯では、違う点がいくつかあるので気になられた場合はお気軽にご相談ください!
西日暮里はやし歯科 林 大樹