顎関節に悪い癖、していませんか?
顎関節症についてご存じでしょうか。
顎関節症はその人のもつ「顎関節や筋肉の耐久性」を超えると起こります。
原因はさまざまとはいえ、毎日の生活習慣の影響も見逃せません。
次のような、負担をかける悪い癖はありませんか。
・TCH(歯列接触癖)
無意識に上下の歯を噛み合わせることが癖になっているかた。
・楽器演奏
楽器の演奏が顎関節への負担になることも。
・前傾姿勢や猫背など
姿勢が悪いと下あごは本来の位置とは違うところにぶら下がり、
顎関節への負担となります。
・歯ぎしり、食いしばり
無意識の歯ぎしりや食いしばりは、あごの筋肉と関節に大きな負担をかけます。
筋肉にとっては、休息のない過度な筋トレと同じです。
・ストレス
ストレスは筋肉の緊張をまねき、TCHや歯ぎしり・食いしばりにつながります。
とはいえ、時間に追われる現代ではストレスのない生活は難しいですので、
運動や瞑想など、ストレスを軽減させる習慣を身につけることが大切です。
無意識の習慣も多いため簡単には直しにくいですが、顎関節症でお悩みのかたは、
できるところから見直していきましょう。
西日暮里はやし歯科 林 大樹